鮮やかなピンク〜オレンジ色のサファイアをパパラチアサファイアと言います。
Padparadscha Sapphireと書くのでパパラチャ、パパラッチャ、など呼ぶ方もいらっしゃいます。
語源はシンハラ語。サファイアの一大産地のスリランカの公用語です。
意味は『蓮の花』『蓮の花の蕾』。
仏教徒が多い国で蓮の花と言われるパパラチアサファイアは神秘的に見えますね。
(パパラチアサファイアはスリランカでも取れますがマダガスカルなどでも産出されます。)
希少価値が高いので人工的にこの色を出そうと処理を行われることもあります。
ベリリウム拡散加熱処理という方法で、一見すると綺麗なパパラチアサファイアですが人工的に別の色を変化させる処理です。
通常の加熱は発色を良くしたりするものなのでベリリウム拡散加熱処理とは違いますね。
鑑別書を取得するときはベリリウム拡散加熱処理の有無や退色検査などが行われます。
それらを通過でき、石の品質が良く、カットも綺麗なパパラチアサファイアはほんのごく一部です。
GIA鑑別付きのものはもう一つレア笑
ピンク〜オレンジという幅の色味があるのでお好みのものを探してください!
真面目な記事でした!!